おはうーございます。
マラソン明けで、絶賛筋肉痛のうーじぇ~です。
さてさて、今回は皆さんも気になる話題の厚底シューズについて
レビューしてみようと思います!
どういうわけか、NIKEのアルファフライとアルファフライ3を手に入れてしまったので、
折角の機会ですのでレビューしようとおもいます!
まず今回入手したのは、
NIKE_アルファフライ(メンズ26cm)と、
NIKE_アルファフライ3(ウィメンズ26.5cm)となります。
基本的に女性のサイズはハーフサイズUPすれば問題ないかと思いますが、
足幅やかかとのフィット感なども女性仕様に寄せているので、気になる方はメンズを
購入することをおすすめします。
アルファフライ(MENS;26.5)
アルファフライ3(WMNS;26.5)
結論
早速ではございますが、結論から書きます。
【アルファフライ】
・反発が強い(アルファフライ3に比べて)
・反発が強い分、沈み込みも強い
・足に合わない可能性がある
・より強いフォアフット走法が求められる
・履きにくい
【アルファフライ3】
・万人向けに改良!足にFITし易い
・耐久性UP
・履きやすい
・アルファフライより反発性はなくなった
部位の名称
まず、レビューの説明に入る前に、部位の名称をチェックしておきましょう。
僕自身、あまり詳しくなかったのでこのブログを機に勉強します!
SNKRDUNK様より拝借(https://snkrdunk.com/articles/13091/)
パーツ比較
それでは、無駄に細かいレビュースタート!
重量
昨今、シューズの軽量化合戦は凄まじい。僕の知る限りだと200g+10~20gまでが軽量シューズという認識。
アルファフライMENS;26.0cm
脅威の厚底に加え、200gちょいで収めるNIKEの技術力の凄さたるや。
アルファフライ3 WMNS;26.5cm
200gを切った!流石に改良版だけ合って初代モデルより軽い!
でもここまで削るのに相当な企業努力が合ったに違いない。
余談ではあるが、僕の鈍感足は10g程度の重さは全く気づかない。
とある文献によると、ランニングシューズが100g軽くなれば、
0.78%のスピードUPと、1.11%の基礎代謝能力が上がる報告がありました。
アルファフライでの実験ではありませんが、一考の余地ありです。
・ランニングエコノミーの変化と長距離パフォーマンスの変化
HOOGKAMER et al. Altered Running Economy Directly Translates to Altered Distance-Running Performance. Medicine & Science in Sports & Exercise 48(11):p 2175-2180(https://journals.lww.com/acsm-msse/Fulltext/2016/11000/Altered_Running_Economy_Directly_Translates_to.13.aspx)
アッパー
フライニットの糸を利用したアッパー。足の形の異なるランナーごとに
フィットするように包み込む。
アルファフライ3からは、アトムニット3.0という素材を採用することで
更なる通気性とフィット感を生む。
アルファフライ
アルファフライ3
実際に履いてみると、アッパー自体に差は余り見られませんでした。
ロードで長距離走をすると、もしかすると違いがわかるかもしれません。
履き心地
履き心地には明らかに差が見られました。
アルファフライは、正直扁平足の方ではかなりきついと思います。
ミッドソールの土踏まずの部分がかなりえぐれているので、ミッドソールに乗れない部分は
アッパー素材で耐えてる感じです。(画像の赤枠参照)
アッパー素材の耐久素材は計り知れませんが、アッパーが破けてしまう可能性も懸念点の一つ。
アルファフライ3では、その点については問題なく、ストレスなく履くことができました。
また、足をシューズに通すとき、アルファフライ3のほうがヒールカウンターが柔らかいので、問題なく足を通すことができました。
左(アルファフライ3)のほうがヒールストライクが柔らかいので、足を問題なく通せた。
アウトソール
アウトソールも、初代と3では大幅に変更あり。
まずは初代アルファフライについて。
アルファフライシリーズといえば、何と言ってもこのZOOM AIRポケット。
これがバネのような働いをする。逆に言えばこのスイートポイントにうまく体重を載せないと、アルファフライ本来の機能性を十分に発揮できないわけだな!
初代アルファフライでは、このZOOM AIRポケットがむき出しになっている。
また、アウトソールは前足部設置をすることが想定して作られており、ヒールは
申し訳程度のラバーしかつけられていない。まさにフォアフットランナー用の一品。
一方で、アルファフライ3はZOOM AIRポケットが内蔵する形にチェンジ。
ヒールのラバーは申し訳程度だが、前足部にゴム(オレンジ色)を搭載することで
恐らく雨にも滑りにくいように設計しているのだと思われる。
ちなみに中心に見えるカーボン製のフライプレートにも変化が。
幅が広くなり、より一般向けにも扱いやすくなっている仕様。初代アルファと異なり、
前足部と踵部が連結させることで、踵からの体重移動がスムーズに行えるのがポイント。
ミッドソール
両者とも、カーボンプレートを包み込むのはエネルギーリターンの高いズームX フォームという素材(ナイキで最軽量かつもっとも弾力性に優れたフォーム)を採用。
初代アルファフライ
アルファフライ3
紐
細かい話、紐にも差が。
初代アルファフライト比べ、アルファフライ3では軽量化のせいか、薄い紐を採用。
個人的には初代の紐がすきだなぁ。
初代アルファフライ
アルファフライ3
シューズケース
触り心地として、初代アルファフライのケース(白色)は「カサカサ」若干撥水性仕様?
アルファフライのケース(蛍光色)は「ツルツル」シーツのような肌触り?
個人的には蛍光色に3票!
初代アルファフライのケース
アルファフライ3のケース
終わりに
本来、自分の好きな色のアルファフライで自己ベストをだそうと考えていたが、
アルファフライ3加えて自分好みの色が販売された。
1週間悩んだ挙げ句、購入を決意。せっかくなので初代アルファフライとアルファフライ3を比較するレビューを初心者ながらに行った。
総合的には、走りやすさ(=シューズの寿命にも直結するか)に軍配の上がるアルファフライ3を今後持ち続けていきたい。